絵で読む ふとんでAI
夜、ふとんの中。ごろにゃんは積まれた段ボールを見上げた。あと五日で引っ越しなのに、手続きは頭の中で堂々巡りだった。

転出届、電気、水道、郵便。数はそう多くない。ただ、ひとつ忘れて、あとで困るのが、ごろにゃんはいちばん怖かった。

抜けがあれば、次に住む人や近所に迷惑がかかる。それは嫌だ。でも今から全部書き出す元気はない。早く布団に戻りたい自分と、ちゃんとしたい自分がせめぎ合う。

ごろにゃんは、AIに打った。「三日後に引っ越します。この四つの手続き、抜けなくやる順番を教えて」。

数字だけ言ったのに、順番と期限がずらりと並んだ。転出届は引っ越し前、住所変更はあと。見落としていた一つも、そこにあった。

リストは、ただの紙になった。ごろにゃんは、封筒の宛名だけ、自分の字で書いた。

三日かけて悩んでいたことが、紙一枚で三分の確認になった。ごろにゃんはふとんに戻り、静かに目を閉じた。


やってみる ── 3分
忘れる怖さを、リストに預けて眠る
自治体やサービスによって実際の締切・必要書類は違うので、AIの回答は下書きとして自分の状況で確認する。提出・送信・投函の最後のひと押しは必ず自分で行う