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絵で読む ふとんでAI

書き方だけ、教えて

夜、ふとんの中。ごろにゃんは、机に置いたままの役所の書類を、そっと布団の下に引きこんだ。

場面1

枠のなかに、名前と日付を書くだけ。なのに、まちがえたらどうしよう、と思うと、ペンの先が止まった。

場面2

適当に書いて出すのはこわい。かといって、わからないまま抱えているのも、人に迷惑をかけたままで、いやだった。

場面3

ごろにゃんはスマホで書類を撮って、AIに送った。「この空欄、なんて書けばいいか、書き方だけ教えて」。

場面4

画面に、書き方の見本がひとつ出てきた。むずかしい言葉のところには、かんたんな言い換えまで添えてあった。

場面5

見本のとおりに、名前と日付だけは、ごろにゃんが自分の字で書いた。封筒に入れる前に、もういちど見比べた。

場面6

前は、書けないまま三日たなざらしにしていた紙だった。こんどは、迷いはじめてから三分で、書き終えていた。

場面7
場面8

やってみる ── 3分

こわさは、言葉のせいだった

① まず、こう頼む
この役所の書類の空欄、写真をそのまま送るので、それぞれ何を書けばいいか教えて。難しい言葉は普段づかいの言葉に言い換えて。(氏名・番号など個人情報は隠してから撮影・送信する)
② 同じ会話の続きで一言だけ直す
「もっと短く、箇条書きで」と一言足して、要点だけの見本に直させる。
できた合図空欄ごとに何を書くべきか分かり、専門用語が普段の言葉に言い換えられていれば成功(一言一句が模範解答通りである必要はない)
もっと使う(つまずいたら・限界)

つまずきやすいのは、書類に氏名・番号・住所など個人情報が写り込んだまま送ってしまうこと。必ず隠すか消してから送る。AIの回答は書き方の見本であって法的な正解の保証ではないので、記入内容に迷う項目は最終的に窓口や担当部署に確認する。