← 目次

絵で読む ふとんでAI

読まずに、はい

夜、ふとんの中。新しいアプリを入れようとして、長い利用規約が出てきた。ごろにゃんは、いつものように、読まずに指を止めた。

場面1

画面をいくらスクロールしても、規約は終わらない。誰も読まない。でも「はい」を押した先で、何に頷いたのかは、分からないままだ。

場面2

早く使いはじめて、布団に戻りたい。でも、中身を知らないまま「はい」と頷いて眠るのは、ごろにゃんは落ち着かなかった。

場面3

ごろにゃんは規約をコピーして貼った。「これ、気をつけるところだけ、三つに縮めて」。

場面4

一万字が、三行になった。解約はいつでもできること。写真へのアクセスを求めていること。ひとつ、気になる一行。

場面5

読んで、納得して、「はい」を押したのは、ごろにゃんの前足だった。頷く前に、中身を知っている。それだけが違った。

場面6

いつもは読まずに押していた。その夜は、何に頷いたかを知って押せた。指の重さが、少し違った。

場面7
場面8

やってみる ── 3分

読まずに押していた「はい」を、知って押す。

① まず、こう頼む
この利用規約(貼り付け)で、特に気をつけるべき点を3つに要約して。
② 同じ会話の続きで一言だけ直す
解約方法と、個人情報の扱いだけ抜き出して。
できた合図何に同意するのかが3点で掴めればOK。
もっと使う(つまずいたら・限界)

これは法的助言ではない。重要な契約は原文と専門家で確認する。