絵で読む ふとんでAI
夜、ふとんの中。ごろにゃんはスマホをひらいて、撮ったままのハガキ写真をながめた。「更新期限」の文字だけが、ずっと気にかかっていた。

去年も似たハガキがあった。うっかり見過ごして、期限を過ぎてしまった。あの日の気まずさを、ごろにゃんはまだ覚えている。

人に迷惑をかけたまま眠るのは嫌だ。でも何もかも誰かに任せきりでは、果たすべきことを放り出すようで落ち着かなかった。

ごろにゃんは、ハガキの写真をAIに見せた。「この期限の一週間前に、わたしに教えて」。

AIは日付を読みとると、ひとこと添えた。「同じ更新、去年もこの時期にありましたね」。ごろにゃんは、目を丸くした。

教えてもらった日付を、ごろにゃんは自分の前足でカレンダーに書きこんだ。ボタンを押すのは、自分の役目。

数日後、通知が鳴った。期限のちょうど一週間前。去年は当日に気づいて青ざめたのに、今年はあくびをしながら手続きできた。


やってみる ── 3分
見落としを、AIと一緒に見張る
写真がぼやけていたり手書き日付が崩れていると誤読することがある。読み取った日付は必ず自分の目でハガキと照合してから登録し、登録操作自体も自分で行う。