絵で読む ふとんでAI
夜、ふとんの中。ごろにゃんは口座の明細をひらいて、また閉じた。毎月おなじ日に、おなじ金額が、しずかに出ていく。

「いつか使うから」と申しこんだサービス。その「いつか」は、十四か月まえから、まだ一度も来ていない。

やめるのは、こわくない。ただ、気づかないふりをしてお金を見送るのが、ごろにゃんはずっと、少しだけ苦手だった。

ごろにゃんは、明細のスクショをAIに渡した。「この中で、ここ半年つかってなさそうなものは、どれ」。

ならんだ引き落としのうち、三つに、うっすら埃がつもっていた。名前だけ残って、中身は忘れられていた三つ。

「この三つ」。ごろにゃんは、解約のボタンだけ、自分の前足で押した。

毎月の列から、三つぶんの重りが、すっと外れた。浮いたのは、お金だけではなかった。


やってみる ── 3分
払い続けている「いつか」、ひとつありませんか。今夜、AIと棚卸し。
明細の名前が英語や会社名で分からない→「この項目は何のサービス?」と一つずつ聞く。解約は各サービスの公式ページで。