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絵で読む ふとんでAI

年賀状、七人分の一言

夜、布団の中。ごろにゃんは年賀状の束をひらいて、また閉じた。真っ白な宛名面が、七割そのままだった。

場面1

毎年おなじ文を、みんなに配っている。それに気づかれている気がして、書くたびすこし恥ずかしい。

場面2

やめれば楽だけど、角が立つ年賀状を放って眠るのは嫌だった。かといって、心のこもらない文を送るのも気が引けた。

場面3

ごろにゃんは、名前と間柄のリストをAIに渡した。「この七人に、それぞれちがう一言を、短く」。

場面4

返ってきた七つの文は、ちゃんと、その人だけに向いていた。去年しゃべった話まで、覚えているみたいに。

場面5

ごろにゃんは、七つのうち二つだけ書き直した。さいごの一文字は、いつも自分の字で書く。

場面6

ポストに投函すると、重かった束が急に軽くなった。今年は、七割じゃなく十割、ちゃんと出せた。

場面7
場面8

やってみる ── 3分

コピペ卒業、角も立たない

① まず、こう頼む
送りたい相手の名前・関係・去年話した内容を簡単なリストにして「この◯人に、それぞれ違う一言の年賀状メッセージを短く書いて」と頼む。
② 同じ会話の続きで一言だけ直す
出てきた文のうち気になる1人分だけ「もう少し砕けた感じに」「この人にはもっと丁寧に」と直させる。
できた合図7人分が読み比べてちゃんと違う文になっていればOK。名前だけ差し替えた同じ文なら失敗、リストの情報(間柄・去年の話題)を増やしてもう一度頼む。
もっと使う(つまずいたら・限界)

AIは相手のことを知らないので、名前だけ渡すと当たり障りのない文になる。関係性や去年の会話メモを一言添えるだけで急に「その人向け」の文になる。最後の署名や一言直しは自分の手で。