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絵で読む ふとんでAI

お礼状が、書けない

夜、ふとんの中。もらった本は机の上で包み紙のまま、もう二週間。お礼の言葉も、まだひとつも送れていない。

場面1

お世話になった先生に、何も返せていない。そのことが、ふとんに入るたび、ちいさな石のように胸に残っている。

場面2

立派な言葉で飾れば、かえって嘘になる。かといって、黙ったままでいるのは、ごろにゃんにはもっと耐えがたかった。

場面3

ごろにゃんはAIに打った。「本をいただいたお礼状の、たたき台をください。硬すぎず、ちゃんとした感じで」。

場面4

すぐに、きれいな下書きが届いた。丁寧で、正しくて。でも、読み返すと、どこかよその誰かの文章みたいだった。

場面5

ごろにゃんは一行だけ書き直した。「お返事が遅くなり、二週間も経ってしまいました」。正直に書くと、文章がやっと自分のものになった。

場面6

二週間封を開けられなかった手で、名前を書き切手を貼るまでは五分だった。ポストに落としたのは自分の前足。

場面7
場面8

やってみる ── 3分

遅れた分だけ、正直に一行足すと届く

① まず、こう頼む
お世話になった方に本をいただいたお礼状の、たたき台を書いて。硬すぎず、丁寧な感じで3〜4行くらいで。
② 同じ会話の続きで一言だけ直す
お返事が遅くなったこと(〇週間、と具体的に)を正直に一言足して、もっとふだんの話し言葉に近づけて。
できた合図文章が『他人の挨拶文』でなく『自分が言いそうな言葉』に感じられればOK。最後の一文・署名は自分で書き足してから送る。
もっと使う(つまずいたら・限界)

きれいすぎて他人行儀に感じたら『もっとふだんの話し言葉で』と足すと直る。正直な限界: AIは相手との関係の深さや過去の思い出を知らないので、固有のエピソードは自分で書き足す必要がある。