絵で読む ふとんでAI
夜、ふとんの中。あの人の誕生日まで、あと三日。何かあげたい気持ちはあるのに、何をあげるかが、ずっと決まらない。

昼にお店のページを十七枚ひらいて、ぜんぶ閉じた。どれも良く見えて、どれも決め手に欠けた。

適当に選んで、微妙な顔をされるのはこわい。かといって、決められないまま当日を迎えて何も渡せないのは、もっと嫌だった。

ごろにゃんは打った。「甘いものが好きで、家では紅茶。三千円くらいで、外さない贈り物を三つ」。

並んだ三つは、どれもあの人の手元にある景色が浮かぶものだった。迷いが、選ぶたのしさに変わった。

三つのうち、いちばん顔が浮かんだ一つに、ごろにゃんは前足で丸をつけた。包装のひとことも、自分で足した。

三日決められなかったのに、その夜、届け先まで決まった。あとは渡す日を待つだけ。


やってみる ── 3分
決まらない贈り物、顔が浮かぶ三つに。
在庫・価格はショップで要確認。購入は自分で。