← 目次

絵で読む ふとんでAI

カタカナが、分からない

夜、ふとんの中。ごろにゃんは仕事のチャットを開いて、また閉じた。知らない言葉ばかりの返信に、まだ返事が打てない。

場面1

分かったふりで、今日もやり過ごした。今さら聞くのは恥ずかしくて、分からないまま返事をして、もう三か月がすぎた。

場面2

分からないと言えば、格好悪く見られる気がする。でも分かったふりのまま話を合わせるのは、ごろにゃんがいちばん嫌いなやり方だった。

場面3

ごろにゃんはAIに打った。「この言葉、小学生に話すみたいに、やさしく教えて」

場面4

言葉の意味が、遠足の話みたいにするっと入ってきた。むずかしいはずの説明が、こんなに軽かったなんて。

場面5

分かった言葉を自分の言い方に置きかえて、メッセージを書く。最後の一文だけは、自分で選んで送った。

場面6

次の日、また知らない言葉が出た。三か月かけても聞けなかった言葉が、その場ですぐ聞けた自分がいた。

場面7
場面8

やってみる ── 3分

知らない言葉を、その場で聞けるようになる話

① まず、こう頼む
「〇〇(分からない言葉をそのまま貼り付け)って、小学生に話すみたいに、やさしく教えて」とAIに送る。実際に出てきた専門用語やカタカナ語をそのまま貼るのがコツ(うろ覚えで書き直さない)。
② 同じ会話の続きで一言だけ直す
説明が浮ついて感じたら「もっと身近なたとえで、一文だけにして」と続けて頼む。専門用語で返ってきたら「その言葉もまだ分からない」と正直に返す。
できた合図その言葉を自分の言葉で人に言い換えられたら成功。完璧な定義を覚える必要はない、意味がつかめて次の一文が書ければ十分。
もっと使う(つまずいたら・限界)

略語や社内用語などAIが文脈を知らない言葉は、見当違いの説明が返ることがある。その場合は元の文や状況を一緒に貼って聞き直すと精度が上がる。分からないままにせず、聞く相手を人からAIに変えるだけで十分。医療用語の場合はAIの説明を理解の助けにとどめ、実際の診断や治療方針は主治医に確認すること。