絵で読む ふとんでAI
夜、ふとんの中。ごろにゃんは仕事のチャットを開いて、また閉じた。知らない言葉ばかりの返信に、まだ返事が打てない。

分かったふりで、今日もやり過ごした。今さら聞くのは恥ずかしくて、分からないまま返事をして、もう三か月がすぎた。

分からないと言えば、格好悪く見られる気がする。でも分かったふりのまま話を合わせるのは、ごろにゃんがいちばん嫌いなやり方だった。

ごろにゃんはAIに打った。「この言葉、小学生に話すみたいに、やさしく教えて」

言葉の意味が、遠足の話みたいにするっと入ってきた。むずかしいはずの説明が、こんなに軽かったなんて。

分かった言葉を自分の言い方に置きかえて、メッセージを書く。最後の一文だけは、自分で選んで送った。

次の日、また知らない言葉が出た。三か月かけても聞けなかった言葉が、その場ですぐ聞けた自分がいた。


やってみる ── 3分
知らない言葉を、その場で聞けるようになる話
略語や社内用語などAIが文脈を知らない言葉は、見当違いの説明が返ることがある。その場合は元の文や状況を一緒に貼って聞き直すと精度が上がる。分からないままにせず、聞く相手を人からAIに変えるだけで十分。医療用語の場合はAIの説明を理解の助けにとどめ、実際の診断や治療方針は主治医に確認すること。