← 目次

絵で読む ふとんでAI

写真が、二万枚

夜、ふとんの中でストレージ警告が光った。写真アプリを開くと、二万枚の未整理サムネイルがどこまでも並んでいた。

場面1

「いつか整理する」で三年たった。二万枚のどこかにある大事な一枚を、ごろにゃんはもう指させない。

場面2

消せば思い出への裏切りに思えた。でも全部同じ扱いのまま眠らせるのは、ひとつも大事にしていないのと同じだった。

場面3

迷っている写真の束をAIに見せた。「内容で分けるなら、見出しを三つほしい」。

場面4

「花」「夜」「よくわからない空」。ばらばらの二万枚に、はじめて名前のついた三つの棚ができた。

場面5

提案の名前を、ごろにゃんは少しだけ書きかえた。棚の名づけと削除ボタンだけは、自分の前足で押した。

場面6

次の夜、探したい一枚に三分でたどりついた。二万枚はもう重さでなく、ちゃんと棚になっていた。

場面7
場面8

やってみる ── 3分

全部大事、をやめたら、思い出に棚ができた話

① まず、こう頼む
スマホの写真アプリで、整理に迷っている写真を5〜10枚選んでAIチャットに送り、『この写真たちを内容で分けるなら、フォルダの見出しを3つ考えて』と頼む。
② 同じ会話の続きで一言だけ直す
出てきた見出しが硬いと感じたら、同じ会話で『もっと自分らしい言葉で、フォルダ名にできるくらい短く』と一言足す。
できた合図見出し案が3つ返ってきて、フォルダ名としてそのまま使えそう、または少し書きかえれば使えそうならOK。完璧な分類でなくてよい。
もっと使う(つまずいたら・限界)

AIは写真そのものを整理してくれない。実際にアルバムを作る・写真を移動する・消すのは自分の作業として残る。人物が写った写真を送る前に、送信先やAI側の保存・学習設定を確認しておくと安心。返答が抽象的すぎるときは『名詞2語で』のように短く言い直すと具体的になりやすい。