絵で読む ふとんでAI
夜、ふとんの中。ごろにゃんは明日の報告メモをひらいて、また閉じた。書きたいことは山ほどあるのに、文字はどんどん増えていく。

上司にちゃんと伝わってほしい。それだけなのに、書けば書くほど、なにが大事なのか自分でもわからなくなっていく。

早くふとんに戻りたい。でも中途半端な報告を出して上司に迷惑をかけるのは嫌だ。ごろにゃんは布団の中で、その板挟みに動けなくなった。

ごろにゃんは、書きかけのメモをAIに渡した。「このなかで、上司にいちばん伝えたい要点を、三つだけ選んで」。

出てきた三つは、ごろにゃんが選びたかった順番とは少し違った。でも、たしかに核心だけが、そこに残っていた。

最後の一文だけ、自分の言い回しに直す。三つの要点にひとこと足して、ごろにゃんは報告書を仕上げた。

翌朝、上司からの返事は早かった。「わかりやすい、助かる」。いつも三時間かかっていた報告が、今夜は三十分で終わった。


やってみる ── 3分
全部盛りの報告が、要点三つで軽くなる夜
AIが選んだ3つが的外れなら、削れずに残していた箇所を全部貼り直して選び直しを頼む。評価に響く報告は送信前に必ず自分の目で事実確認する。